ライフィールドフルインテリアティーガー1 レビューその９ガルパン西住まほ仕様で組もう！

ライフィールドフルインテリアレビュー ★その１説明書の誤記等
★その２ものすごいインテリア！
★その３転輪の組み立て、可動履帯
★その４エンジン周辺のディティールアップ
★その５エンジンにモデルカステンの蝶ネジ
★その６スモークディスチャージャー取付
★その７ OVMの取り付け、ダメージ表現
★その８外観9割完成写真集！
★その９ガルパン西住まほ仕様で組もう！
★その１０砲弾ラックと手すり

1/35 タイガーI 重戦車前期型フルインテリア 503重戦車大隊東部戦線 1943年

ガールズ＆パンツァー黒森峰女学園212号車西住まほ仕様完全再現

このキット余剰パーツが鬼のように入っておりまして、殆どの初期型タイガーを組めるようになっています。そうガルパンの完全な西住まほ車仕様が組めます。タミヤのNo.216 タイガーI 型(初期生産型)のチュニジアC型組みと同様です。おまけと言うには豪華すぎるフルインテリアも付きます。

筆者のティーガーは説明書通り組んであります。ざっくり差異を図示すると下記のようになります。

ファイフェルフィルター２種が丸ごと不要部品に入っている他、多くの主要パーツが複数種入っていますのでそれを使います。

組み換え説明書！

重要部のみ記載します。車体背面のモールドが完全一致はしないなど微小な差異は残ります。装備品は内側からドリルで穴を開ける仕様なので搭載しない部分については事前にチェックして開けないようにします。また車体側面のワイヤーは設定にあるクランプのみ残してワイヤー部分をカットします。不要な取り付け用の小さな穴が開いていますので気になる方は埋めてください。車体前面操縦手用装甲上の2点穴（KFF2ペリスコープ用視察孔）も開いているので埋めてください。ジャッキもアニメ内では形状に省略があります。キットデカールは当然別物ですのでモデルカステンの再販を待つか自作になります。

P7：防楯をA2からA1に差し替えます。微小な差異ですがA1のほうがよりシンプルな形状です。

P11：砲塔上面パーツでA39を選択します。アニメには中央の3点モールドがありません。

P12：ゲペックカステンをA20、A21、A24、A44に差し替えます。

P20：排気管の先端部をD21からD55、D27に差し替えます。

P20；排気管カバーF15、F16を取り付けます。説明書は上下逆さになっていますが、背面に正対した状態で右側F16、左側F15になります。

ファイフェルフィルター一式取り付けですが2種入っているうち先端が2つに分かれているほうを使います。

ホビーサーチのライフィールドティーガーI 極初期型「北アフリカ 1943」のマニュアルが参考になります。こちらのキットも黒森峰車両に非常に近いですが排気管カバーとリヤフェンダーの形状が異なります（フルインテリアキットに対しＦランナーが無い）。フロントライトの位置変更も必要です。

説明書取り付け記載漏れのリヤフェンダーを両側に付けます。

更に再現度を求める方にはミラー履帯が必要です。ティーガー1は量産時に左履帯を左右共用化するよう変更されていますが、黒森峰212号車は左右が対称形状のミラー履帯なのです。こればかりはどのキットも再現されていませんのでオプションパーツとなります。
ATL116 タイガーＩ極初期型（ミラータイプ）用ホワイトメタル製可動履帯(キャタピラ)