アスカモデル シャーマン 戦車模型のラジコン化 その5 HVSSサスペンション改造



シャーマン 戦車模型のラジコン化 ★その1 VSタンクの埋め込み
★その2 走行動画
★その3 OVM取り付け
★その4 モーター変更
★その5 HVSSサスペンション改造

1/35 アメリカ中戦車M4A3E8シャーマン イージーエイト アクセサリーパーツ付

アスカモデルのシャーマンはバネは無いながらHVSSの形状が再現してあるので、中のピンをバネ分だけカット、外側のモールドをストロークのためだけ少し削ります。

中のバネはハイキューパーツ(HiQparts)の1.9mm 精密スプリング (2本入)を引き伸ばしてちょうどよい反発のものを作りました。市販品でちょうどよい反発のバネはなかなか見つかりませんので、この手のガンプラ装飾用スプリングを伸ばして使うのがおすすめです。安くて反発調整できて性能も申し分ありません。

バネでサスペンションが開きすぎないように開き止めを真鍮線はんだ付けで作りました。板材を冶具にして巻いて作ると量産しやすいと思います。プラで一体化している上部のダンパーのようなものも軸を細らせ真鍮パイプが入るよう調整します。今回使ったウェーブ NEW C・パイプCセット (1.5/2.0/2.5/3.0) みたいな異径セットはディティールアップや改造に使いやすいので各種そろえておくと便利です。

こんな感じで見えない位置に開き止めがきます。実車に近い構造にしたいところですが、こちらのほうが十分な強度を稼げます。

こちらは廃案にした軸に開き止めを接着する案です。ドラゴンのサスペンションと同様の構造ですが、この方法ですとシーソー構造が制限されるためストローク量が小さくなってしまうのです。

外観も十分です。

シーソー構造+バネのストロークで非常に大きなストロークを確保できました。

地形に沿ってなめらかに動きます。

動画がこちらです。モーター交換でトルクアップしたので毛布の上もなんとか走ります。グネグネと動くサスペンションがラジコン戦車の醍醐味ですね!(動画にありませんがバック走行は基盤の電力不足でトルクがないため毛布の上は厳しい)

VSタンクのマイクロモーター+シーソーサスペンション(バネなし)+付属バッテリーの旧バージョンの動画です。非力なうえにバネが無いので動きが硬いです。ノート一枚上るのに苦労していたんです。

VSタンクベースですが比例制御もしますし走行フィールはタミヤの1/35RCタンクに迫るものがあります(さすがに最低速~最高速、なめらかさ、パワーの全面で劣ります)。タミヤの1/35RCタンクは再生産されず、市場在庫すら枯渇している状況なので当面ベースはVSタンク一択でしょうか。基盤が圧倒的に軽く小さいVSタンクはラジコン戦車にもってこいです。


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